お好み焼き | お好み焼士のてっぱん道場

私の焼きそばはこれだ!

焼きそば

子供から大人まで年代を問わずみんなに愛される料理のひとつ「焼きそば」

短時間で調理することができ、食材を変えると、一気に違った料理に変身してしまうのも大きな魅力です。

皆さんは普段「焼きそば」にどんな食材を入れますか?旬の食材や地方で採れる特産物を食材に入れて使用するなど、季節や地方によっても様々ですが、 なじみのある食材といえば“豚肉”ではないでしょうか。

今回は私が「焼きそば」を作るときに必ず入れる“豚肉”について熱く語っていきたいと思います!


■「焼きそば」といえば“豚肉”が欠かせない!

他の肉に比べて値段も安く、いろんな料理に使うことができる“豚肉”。なんと日本の食肉消費量第1位なのです。ご家庭の冷蔵庫に常にストックしている方も多いですよね。私は家で「焼きそば」を作るときに必ず入れることにしています。

ではなぜ「焼きそば」に“豚肉”を入れるのか。それは、短時間で旨みを出すにもってこいだからです!「焼きそば」の魅力の1つは短時間で調理できることです。“豚肉”には、『3大うまみ成分』である “イノシン酸”が多く含まれており、旨みをしっかり出してくれます。また、栄養面で見てみても、ビタミンB1が多く含まれていて、体の疲労を予防したり、回復する効果がります。短時間で旨みたっぷりの「焼きそば」を調理することができるので、調理に時間をかけたくない日のご飯に最適ですね! 

でも“豚肉”といってもいろんな部位がありますよね?

安い価格で手に入るバラ肉ロースもも肉ミンチなど。「焼きそば」にはどの部位の“豚肉”が合うのでしょうか?ここからは、「焼きそば」に合う“豚肉”の部位について深く掘り下げていきたいと思います!

■「焼きそば」に合う“豚肉”の部位はこれだ!

一般的に「焼きそば」に入れる部位で多いのはバラ肉ではないでしょうか?

*バラ肉を使用した焼きそば

先に言ってしまいますが・・・
私がおススメする“豚肉”の部位は、バラ肉です!!
なぜかというと、バラ肉を使うと「焼きそば」が完成した時の全体的な味のバランスがとても良いからです!
バラ肉は脂身が多く、旨みが他の部位に比べてとても多いです。そのため、炒める際に出る旨みを麺や他の野菜が吸収して、食べたときに“豚肉”だけでなく、全体的に旨みを感じることができるのです。また、バラ肉は薄切りのため、火の通りも早いので、短時間で仕上げるのにぴったりです!

では他の部位はどうでしょうか?
私がバラ肉をオススメしたポイントは、「焼きそば」の全体的な味のバランスです。
人によっては、“豚肉”の味がしっかり味わえる「焼きそば」がいいと感じる方や、“豚肉”
の食感を楽しみたい方もいると思います。

それでは、それぞれの部位で作った「焼きそば」の特徴もお伝えしていきます!

まず、ロースを使った「焼きそば」です。
ロースはきめ細かくて柔らかく、適度な脂肪がついています。また風味が良いので、“豚肉”の味をしっかり味わいたい方にオススメです。
少し大きめに切ってあげるとより“豚肉”の味をしっかり味わえます。

*ロースを使用した焼きそば

次にもも肉を使った「焼きそば」です。
もも肉は赤身肉中心で脂肪が少なめないため、肉の脂肪を好まない人にオススメです。しかし赤身肉からも旨みはしっかりでるため、“豚肉”の味をしっかり味わいたい方へも向いています。また弾力があるので食感もしっかり感じられるので、食べ応えのある「焼きそば」に仕上がります。ですが脂身が少ないため、出来上がりがパサついてしまいがちですので、水分が多く出る野菜(もやしなど)を一緒に炒めてあげると全体的な仕上がりがしっとりしてより美味しくできると思います。

*もも肉を使用した焼きそば

最後にミンチで作った「焼きそば」ですが、脂身が多いので、焼き方に少し工夫が必要です。
普通に炒めてしまうと全体にべちゃっとした重たい「焼きそば」になってしまうので、初めにミンチと麺を先パリッとなるまで一緒に炒めておくと良いです。うまくミンチの脂身を利用して麺をパリッと仕上げることで、食感がアクセントになり、いつもと違った「焼きそば」になります。

*ミンチを使用した焼きそば

さて、皆さんいかがでしたでしょうか?
「焼きそば」に入れる“豚肉”だけでもこんなにも奥が深いんです。

そうそう、最後にもう1つだけ・・・
オタフクソースが販売している焼きそばソースですが、裏の原材料名をみてみると、肉エキスの文字が!
ソースにもいろんなうま味成分が入っています!

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今夜は、そんなうま味たっぷりの焼きそばソースと“豚肉”で、自分好みの美味しい「焼きそば」を作ってみてはいかがでしょうか?
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