オタフクソース株式会社（本社：広島市西区、代表取締役社長：佐々木孝富）では「お好みソース」を、お好みフーズ株式会社（本社：広島市西区、代表取締役社長：佐々木栄史）では「お好み焼こだわりセット」をリニューアルしました。

■リニューアルのポイント

　そして、このたび、「時代の変化に対応し、ひとりでも多くの人に楽しんでもらえるソース」をコンセプトとして、お好みソースをリニューアルしました。

 
　これまでのおいしさはそのままに、原材料である野菜・果実の配合量を増やし、お客様のご意見・ご要望に応え塩味をやさしくしました。
また、パッケージデザインには、野菜・果実のイラストを大きくあしらい、原材料を伝えています。

＊お好みソースのラインアップは、家庭用（500gなど）7商品、業務用（2.1㎏など）11商品です
＊このたびのリニューアルによる価格や容量の変更はありません
＊2024年4月1日より順次発売します

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　戦後、「これからは洋食の時代がくる」と知人からのアドバイスがヒントとなり、ウスターソースをつくり始めました。ところが、すでにいくつものソースメーカーがあり、後発の当社の商品はお客様に買っていただくことができませんでした。そこで、「まずは味を知っていただくことだ」と考え、直接飲食店や屋台を訪ねるようになります。

　そんななか、お好み焼店主の悩みを知ります。その一つが「お好み焼からウスターソースが流れ落ちてしまい、鉄板に焦げ付いてしまう」ことでした。

　そこで、「お好み焼にぴったりのソース」を目指して、開発に取り組み始めます。試作品をお好み焼店様に持って行き、アドバイスをいただいてはつくり直す、これを何度も繰り返しました。そして、約2年をかけて、「オタフクソースお好み焼用」が誕生します。お好み焼店様のご協力なくして誕生しえなかったソースです。

　最初は広島市内のお好み焼店様で使っていただき、次第に広島県内へ、そしてご家庭の食卓でも使っていただけるようになり、その後は瀬戸内圏、西日本、東日本へと少しずつ販路を拡げました。

　約70年前、「お好み焼にぴったりのソース」を目指してつくったお好みソースは、お好み焼の広まりとともに多くの方に食べていただける商品となりました。そして、今やお好み焼は海外でも日本食の一つとして知られ始め、英国で発刊される英語辞典にも「okonomiyaki」とアルファベットで掲載されるほどになりました。

　調味料は、主役のメニューを支える味の脇役。これからもお好み焼をもっともっと楽しんでいただけるように、その役目を務めてまいります。

個包装の「国産山芋入りお好み焼粉」「いか天入り天かす天華」「国産すじ青のり」をセットにした商品です。
　＊4人前には2人前が2セット入っています
　＊生鮮食品とお好みソースはセットに入っていません

■リニューアルのポイント

＊このたびのリニューアルによる価格や容量の変更はありません

　お好み焼やたこ焼などの文化が深く根付いている大阪には、1983年に拠点を置きました。当社の知名度は低く、まず家庭用商品を販売していただける店舗を探すところから始め、地道に営業活動を続けました。 

　そして、関西でおいしいお好み焼を食べ続けるうちに、「お好み焼がもっと全国に広まり、もっとご家庭で食べていただけるようになるには、広島お好み焼にこだわってはいけないのではないか」と考えつきます。1994年のことでした。

これからも、お店やご家庭の食卓など、さまざまシーンで、多くの方にお好み焼を楽しんでいただけるよう努めてまいります。