食物アレルギーに関するオンライン出前授業実施
大阪府の小学5年生が参加

ニュースリリース 2023年01月13日

 
オタフクソース株式会社

ケンミン食品株式会社

株式会社永谷園
日本ハム株式会社
ハウス食品株式会社

2023年1月13日
各位
食品メーカーによる食物アレルギー協同取り組み「プロジェクトA」
食物アレルギーに関するオンライン出前授業 実施
~大阪府の小学5年生4クラス123名が参加

 プロジェクトA (※1)では、2021年5月より小学校向けに配布している副読本(※2)「知ろう!学ぼう!食物アレルギー~みんなでいっしょにおいしく食べよう~」を活用し、子どもたちに食物アレルギーに対する理解・関心を深めてもらう取り組みの一つとしてオンライン出前授業を実施しています。2022年12月14日(水)に大阪府にある豊中市立西丘小学校において、プロジェクトAとして食物アレルギーに関するオンライン出前授業を開催いたしました。
(※1)食物アレルギー配慮商品を持つ食品メーカー【オタフクソース、ケンミン食品、永谷園、日本ハム、ハウス食品 ※五十音順】は、『食物アレルギーの有無にかかわ
 らず、みんなで食事をおいしく楽しめる社会の実現』に貢献することを活動理念とし、食物アレルギー配慮商品の普及やレシピの協同開発、啓発活動に取り組ん
 でいます。この協同取り組みを「プロジェクトA」と名付け活動しています。
(※2)副読本とは、小学校・中学校などの授業で使用される、文部科学省による検定に合格した「教科用図書(教科書)」を補完する図書。もしくは教科書がない教科の教科書の代わりとして使用される図書。


オンライン出前授業の2年目は10月から実施し、今期3回目は「永谷園」が講師を担当
 オンライン出前授業は、プロジェクトAが2021年5月から発行・全国の小学校へ無料している副読本を活用し、子どもたちの記憶に残る機会をつくり、食物アレルギーに対する理解・関心を深めてもらうことを目的に、小学校5・6年生向けに2021年10月からスタートしました。2021年度は計4校で実施し、延べ287人の児童が参加。2022年度も副読本10万部を全国で配布しており、オンライン出前授業も10月から開始しました。
今回の授業は、「永谷園」が講師を担当し、小学5年生4クラス・123名を対象に授業を実施しました。 

オンライン出前授業内容 ≪2022年12月14日 大阪府の豊中市立西丘小学校で5年生を対象に実施≫
1. 副読本を活用した食物アレルギーについてのクイズと解説
2. 食物アレルギー配慮商品を作っている、永谷園の工場についての説明とクイズ
3. 実際に食物アレルギー配慮商品を手に取り、表示の工夫や見方を学習
4. 児童からの事前質問への回答






■授業の様子
食物アレルギーに関するクイズや、実際に商品を手にしながら表示を見てもらうワークを実施しました。また、食物アレルギー配慮商品に取り組む企業として、普段見ることのできない製造の様子などを紹介しながら、少しでも食物アレルギーに興味を持ってもらえるように楽しく学べる内容にしました。児童からは「自分は食物アレルギーではないから興味がなかったけれど、授業を受けて興味がわいた」「同じ料理でも人やお店によって使う材料が違うことを初めて知ってびっくりした」「これからは色々な食品の表示を見たり聞いたりして確認してみたい」等の感想をいただき、食物アレルギーへの関心や知識が深まった様子がうかがえました。

■先生からの感想
「アレルギーを持っている児童が学年にいるので、アレルギーについて理解を深めてもらいたいと思って出前授業を申し込んだ」「質問に応えてもらえたり、工場の様子の写真など調べてもわからないことが聞けたりするのもとても良かった」という感想をいただきました。また、小学校のHPにも授業の様子を掲載していただきました。

 

授業で使いやすい食物アレルギーの教材への需要に応えることを目指し、副読本配布も2年目に
副読本『知ろう!学ぼう!食物アレルギー~みんなでいっしょにおいしく食べよう~』は、2021年5月に3万部を配布開始。好評のため9月には5万部を増刷して全16のエリア(※3)の小学校を中心に案内し、お申込みをいただいた学校に希望数を無料配布しました。先生から「食物アレルギーの児童が年々増加している中で、現場としてもありがたい」という声や、「授業で使いやすい教材がなかった」という声もあり、この副読本が先生の現場で抱える悩みの解決に寄与できたと考えています。保護者からも「食物アレルギーについて、より多くの人に理解してもらえることを期待している」などの反響をいただきました。それを受け、2年目となる2022年度は、10万部を全国で配布しています。 
この副読本や、オンライン出前授業を通して子どもたちの食物アレルギーへの理解・関心がさらに深まり、みんなで一緒に食事をおいしく楽しむために、自分でできることを考えて行動することに繋がるよう今後も活動してまいります。
(※3)北海道、宮城県、千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県、新潟県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、福岡県、熊本県

2022年度の<副読本>は現在もお申込み受付中

現在も、2022年度発行の副読本『知ろう!学ぼう!食物アレルギー~みんなでいっしょにおいしく食べよう~』について、希望される小学校からの申込みを受け付けています。2月のアレルギー週間に合わせて、また新年度に向けての児童の意識づけなどで、授業で食物アレルギーについて取り上げられる際などにもおすすめです。ご希望の場合は、必要部数を、無料で配布させていただいています。
■副読本制作・配布/オンライン出前授業お申込みについて
 副読本の制作・配布とオンライン出前授業実施は、株式会社全教図に学校への窓口となる事務局を委託しています。(今年度のオンライン出前授業の受付は終了)
●副読本・出前授業のお申し込みに関するお問い合わせ:全教図 副読本係
 TEL:03-5974-6121  / FAX:03-3915-6564 / E-mail:info@zenkyozu.co.jp





「プロジェクトA」活動履歴


※食物アレルギーに配慮した各社主要商品の一覧は、本リリースに添付しているPDFよりご確認いただけます。
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