食物アレルギー配慮 レシピブック
アレルギー月間「2月」に合わせて配付開始

ニュースリリース 2020年02月07日

 
オタフクソース株式会社
株式会社永谷園
日本ハム株式会社
ハウス食品株式会社
2020年2月6日
各位
食品メーカー4社による食物アレルギー協同取り組み 「プロジェクトA」
 食物アレルギー配慮 レシピブック
アレルギー月間「2月」に合わせて配付開始
2月3日(月)より配付開始

  食物アレルギー配慮商品を持つ食品メーカー4オタフクソース、永谷園、日本ハム、ハウス食品五十音順は、食物アレルギーの有無にかかわらず、みんなで食事をおいしく楽しめる社会の実現に貢献することを目的に、食物アレルギー配慮商品の普及やレシピの協同開発、情報発信、啓発活動に取り組んでいます。わたしたちは、この協同取り組みを「プロジェクトA」と名付け活動しています。

 

 このたびプロジェクトAは、昨年発表した協同開発レシピ5テーマ計39点を1冊にまとめた「食物アレルギー配慮 レシピブック」を制作しました。アレルギー月間である2月3日より、全国のアレルギー患者団体様等を対象として本レシピブックの無償配布を行っています。あわせて、アレルギーの日である2月20日からWebページ上に自由にダウンロードいただけるPDF形式のレシピブックを公開します。

 4社は多種多様な食物アレルギー配慮商品を持つことを活かし、『家庭における調理メニューのバリエーション』と『加工食品を使用することによる調理の利便性』のご提供を目的に、季節ごとのレシピを制作してきました。これまでは各社のホームページ上等で各レシピを紹介してきましたが、昨年栄養士・管理栄養士の方を対象としたイベントで実施したアンケートでも<添付資料(1)>、実践的な知識やメニューのマンネリに対するバリエーションが求められる声が多く、またレシピブック提供に関するお客様のご要望もあったことからこのたびのレシピブックの制作を決定しました。

 また、私たちは食物アレルギーをお持ちの方だけでなく、その方の周囲のコミュニティ(学校や職場など)でも食物アレルギーについて考えていただく機会を提供するため、アレルギー月間にあわせてレシピブックの配布を行います。

  

■ レシピのこだわりポイント  
 ①特定原材料7品目(*1)不使用です。 (*1)卵・乳・小麦・そば・落花生・(*2)えび・かに
  ②テーマごとに季節感やシーンに沿った食卓を演出する要素を取り入れたレシピです。
 ③特別な調理器具を使わず、簡単な調理手順で作ることができます。
 (*2)使用商品中の海苔については、えび・かにの生息区域で採取しています。

  ≪これまでのレシピ≫
  ・2019年1月 「卒業シーズン・新学期に家庭料理でもてなすパーティーメニュー」を
         テーマに、春レシピ6品を発表。
  ・   6月 「夏の思い出づくり」をテーマに、夏レシピ11品を発表。
  ・   8月 「行楽シーズンの秋にぴったりなわくわく弁当」をテーマに、
         秋レシピ12品を発表。
  ・   11月   冬のイベントにぴったりな「わいわいメニュー」をテーマに、
         冬レシピ6品を発表。
    ・     12月  受験シーズンにおすすめ「応援!メニュー」をテーマに、受験応援レシピ4品を発表。


添付資料(1)
食物アレルギーに関するアンケート調査





添付資料(3)
食物アレルギーに配慮した各社主要商品の一覧
レシピに使用した商品を含め、4社の「食物アレルギー配慮商品」の一部をご紹介します。

■オタフクソース株式会社
●2008年に「1歳からのお好みソース」を発売。同商品をはじめ、「卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに」を使用しない離乳食を終えた子供向けの「1歳からのシリーズ」は、現在では7アイテムを展開。
●お好み焼・たこ焼、ハンバーグ、トンカツといった子供から大人まで人気のメニューを、卵・乳・小麦を使わないでつくれる「KAKOMUごはんシリーズ」は2018年より販売。みんなで使えるソースとして「お好みソースあじわいやさしい」も2015年より販売し、これらは1歳からのシリーズ同様、上記7品目の原材料は不使用。

【1歳からのシリーズ】

【KAKOMUごはんシリーズ】


■株式会社永谷園

●2003年、誰でも食べられるおいしい商品を目指し誕生した「A-Label(エー・ラベル)シリーズ」は「卵・乳・小麦・そば・落花生・大豆」の原材料は不使用。現在、レトルトカレー、ふりかけなどを販売。
●また、同時期に発売した「アンパンマンミニパックカレー ポークあまくち」は、「乳・小麦・卵・そば・落花生・大豆」不使用のカレー。7種の野菜入りで、温めず、そのままご飯にかけていただくこともでき、子供に人気のキャラクターのパッケージを展開。この他、まぜこみごはんの素、粉末タイプのカレールーなど食物アレルギー配慮商品は14アイテムを販売。

【キャラクター商品】

©やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV

【A-Labelシリーズ】


■日本ハム株式会社

●1996年から食物アレルギー対応食品の研究・開発に取り組み、「おいしさに安心をそえて」というコンセプトのもと「卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに」を使用しない「みんなの食卓シリーズ」を販売。ハム、ウインナー、ハンバーグなどの冷蔵食肉加工品を現在7アイテム取り揃える。2019年8月より常温のミートボール・ハンバーグ2品を新発売。
●冷凍品でも、米粉パン、パンケーキなど幅広くラインアップ。

【みんなの食卓シリーズ】
(冷蔵品)

(冷凍品)


■ハウス食品株式会社

●「食物アレルギーの子供と、大人も一緒においしく食べられる」をコンセプトに、ロングセラーブランドを冠したカレーやシチューを提供したいという想いから「小麦・乳・卵・落花生・そば・えび・かに」を使用しない調理型カレーやシチューの開発を開始。
●2014年に「特定原材料7品目不使用シリーズ」のバーモントカレー<中辛>、シチューミクス<クリーム>を発売。現在では完熟トマトのハヤシライスソース、はじめて食べるバーモントカレー やさしい甘口も販売。

【特定原材料7品目不使用シリーズ】
(家族みんなでおいしく)

(1歳から食べられる)

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