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精進料理の知恵をもとに誕生した肉不使用のレトルト食品
延暦寺会館監修「比叡のお山」シリーズ発売
次世代タンパク質「マイコプロテイン」を初めて家庭向け商品に

2026年10月29日

 オタフクソース株式会社(本社:広島県広島市、代表取締役社長:佐々木 孝富、以下オタフクソース)は、2026年9月26日に、マイコプロテインを使用した初の家庭向けレトルト食品「比叡のお山」シリーズ4品(カレー、麻婆豆腐、そぼろ味噌、あんかけ)を発売しました。
 本シリーズは、お多福醸造株式会社(本社:広島県三原市大和町、代表取締役社長:佐々木 孝雄、以下お多福醸造)が開発・製造・品質管理し、オタフクソースが販売するマイコプロテインを、「お山ミート」として使用し、株式会社辰元(代表取締役:渡邉 賢一、以下辰元)の企画協力のもと、延暦寺会館の監修を受けて開発しました。最終製品の製造は、食品原料や素材加工を手掛けるメーカーに委託しています。
 オタフク公式オンラインショップで販売しているほか、年内には比叡山延暦寺や宿泊施設の延暦寺会館の売店などでも順次販売開始予定です。

お山の坊菜食「比叡のお山」シリーズ 

各1,134円(税込み)/1人前 (180g)

 国産の米を原料に、麹の発酵でつくるお多福醸造のマイコプロテインは、肉のような食べ応えがある食感が特長。肉に代わる次世代のタンパク質と、比叡山に受け継がれる精進料理の知恵を掛け合わせたレトルト食品です。ご飯によく合う味わいで、満足感のある一食に仕上げました。        

左から
比叡のお山 カレー   お店で食べる本格スパイスカレーのような味わいで、香り高く、唐辛子の辛さは控えめ

比叡のお山 麻婆豆腐  ご飯によく合うコク深い味付けと、豆腐を使用し、肉不使用と感じさせない満足度の高い一品
比叡のお山 そぼろ味噌 甜麵醬の深い味わいが一口で広がり、ご飯のほかきゅうりなどの生野菜や炒めた麺とも好相性
比叡のお山 あんかけ  野菜の旨みが溶け込んだほっとする和風あんかけ。ご飯や蒸かした野菜にかけるなど多様途に使える
(※)「あんかけ」は、Agro Ludensのマイコプロテイン使用

▼「お山の坊菜食」に込めた思い

 1200年以上前に比叡山延暦寺が開かれて以来、万物に仏性が宿ると説く「山川草木悉皆成仏(さんせんそうもくしっかいじょうぶつ)」の精神が受け継がれてきました。自然と共に暮らし、日々の食を通じて生命の循環と向き合う中で育まれてきた精進料理。その知恵をもとに、カーボンニュートラル実現への寄与を目指す米由来の新しいタンパク質食材を取り入れた食ブランドとして誕生したのが「お山の坊菜食」です。

▼試食提供時のお客様の声

 発売日の9月26日(土)に京都駅で開催されたイベントで試食提供を実施。参加者からは「香りだけでもおいしそう」「肉を使用していないとは思えない」など、食感や満足感を評価する声が多く聞かれました。

延暦寺会館で提供のマイコプロテイン使用の料理

 2025年11月21日(金)~29日(土)に延暦寺会館で開催された『HIEIZAN ENRYAKUJI Exclusive Sutra Offering 比叡山 延暦寺 写経奉納特別ツアー』(主催:比叡山延暦寺 写経奉納特別体験実行委員会)では、参加者に提供する食事に、お多福醸造のマイコプロテインが使用されました。延暦寺会館が提供している「薬師御膳」を基盤に、マイコプロテインを用いた小鉢料理も含む特別料理は、現代人のライフスタイルとサステナブルな価値観に響くよう新たに開発されました。全12品のうち白和えや味噌団子串など6品にマイコプロテインが取り入れられました。
 2026年夏からは、同会館の宿泊者向けの食事に使用されています。提供される麻婆豆腐丼やカレーなどの精進料理は、本シリーズの開発時に考案されたメニューです。

                                   
▲左:薬師御前。延暦寺本堂根本中堂のご本尊・薬師瑠璃光如来とその眷属の日光・月光菩薩、十二神将を、器を用いて表現している(画像提供:比叡山延暦寺)、右:延暦寺会館で提供されている「お山の麻婆豆腐丼」(画像提供:比叡山延暦寺)

マイコプロテインについて 

▲マイコプロテイン
(画像提供:Agro Ludens株式会社)

 マイコプロテインとは、菌類からつくられる代替タンパク質の総称です。
 お多福醸造では、米から抽出されたタンパク質で麹菌を固体培養してマイコプロテインを生産する製法の開発に2024年6月から取り組み、現在は量産化に向けた開発を続けています。従来のドライタイプに加え、すぐに使用できるウェットタイプも追加し、使いやすさなども考慮しながら質の向上を図っています。

 お多福醸造は、Green Earth Institute株式会社(以下GEI)、Agro Ludens株式会社(以下AL)、辰元、およびオタフクソースと、「マイコプロテイン」の製造プロセス開発および需要と販売先の開拓について開発契約を締結。
 お多福醸造はALの特許技術を活用し、同社の技術指導のもと商用生産を見据えた製法開発と試作サンプル製造を担い、GEI、辰元はマイコプロテインを原料とした新たな需要や販路開拓など、オタフクソースはマイコプロテインの自社商品への展開および販路開拓など、それぞれ役割を担い、マイコプロテインの事業化を目指しています。

 世界人口の増加に伴う食料需要が伸びるなか、日本の発酵・醸造技術により、畜肉に代替する日本発、米由来の新しいタンパク質を開発し、アレルゲンフリーの食材提供やカーボンニュートラルの実現にも資することを期待しています。また、グルタミン酸などのうま味成分が豊富なマイコプロテインにより、代替タンパク質食品としてのおいしさも追求しています。
 
 歴史ある比叡山延暦寺の食文化と新素材による「未来の精進料理」を通して、マイコプロテインの可能性を多くの方に体験いただき、新たな食文化の広がりにつながることを願っています。
 今後もオタフクソースでは、自社の専門分野を生かすとともに、さまざまな分野のプロフェッショナルと連携、共創することにより、食の未来がさらに豊かに、よりおいしく、楽しいものになるよう取り組んでまいります。

お問い合わせ先

オタフクホールディングス株式会社 広報部 田淵・小原

〒733-8670 広島市西区商工センター7丁目4-27

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    (土・日・祝 除く)