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12月の食育の日(19日)に、廿日市市立保育園15園へ 
絵本『おいしくなあれ』を寄贈します
~「みんなで食べる楽しさ」を味わう1日に~

2025年12月11日

オタフクソース株式会社(本社:広島市西区、代表取締役社長:佐々木 孝富)は、制作に取材協力した絵本『おいしくなあれ』(作:さこ ももみ、出版社:株式会社マイクロマガジン社)を廿日市市立の保育園に寄贈いたします。以下の通り、寄贈式ならびに読み聞かせ会、食育の日にちなんだ行事を行いますので、お知らせいたします。

寄贈式について

  • 日時

    2025年12月19日(金)10時15分~11時55分(終了予定)

  • 場所

    廿日市市立深江保育園(廿日市市深江2丁目11-25)

  • 出席者

    廿日市市/廿日市市立深江保育園 園長 三島 令子様、園児の皆様
    作者/さこ ももみ先生
    オタフクソース株式会社/広報課 課長 小原 静香、「子どもたちの笑顔チーム」チーム 栗田 翼(共創室 室長)ほか3名

  • 次第

    1.寄贈式
    2.読み聞かせ会
    作者のさこももみ先生が『おいしくなあれ』を読んでくださいます。
    3.食育プログラム
    同園管理栄養士と「子どもたちの笑顔チーム」が、お好み焼を題材にして、食の楽しさや大切さを伝えます。
    4.給食
    さこ先生を含む参加者全員で給食をいただき、「みんなで食べる楽しさ」も味わいます。
    当日のメニューは、お好み焼、ボイルブロッコリー、油揚げの味噌汁です。
    *2.~4.は、たんぽぽ組(3歳児クラス)で実施します

絵本『おいしくなあれ』について

  • 作者

    さこ ももみ

  • 出版社

    株式会社マイクロマガジン社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:子安 喜美子)

  • 判型

    B5横

  • 価格

    1,430円(税込)

表紙カバーデザイン
*表紙カバーデザイン

いろいろな動物たちが持ってくる食材を、かわいいコックさんが「おいしくなあれ~」と願いをこめて料理し、それを食べた動物たちが笑顔になっていくストーリー。やわらかな色とやさしいイラスト、そして「じゅ~ じゅ~」「むしゃ むしゃ」などのおいしそうな音、「おいしくなあれ~」「はい、どうぞ」「おいしいね~」といった言葉がリズミカルにちりばめられ、ぺージから食の楽しさを伝えています。

オタフクソースが取材協力した背景

当社は2021年11月26日に創業100年を迎え、さまざまな記念施策を実施しました。そのひとつが社内公募(チーム制)による「誰かを笑顔にする企画」コンテストでした。絵本『おいしくなあれ』は、このコンテストで選出された企画であり、立案からこのたびの寄贈や読み聞かせ会の実施まで「子どもたちの笑顔チーム」4名によるものです。

彼らは、子育て真っただ中の世代。子どもの食事の好き嫌いに悩み、どうすれば楽しく食べてもらえるかを日々考えており、自分たちのその経験から、“食に寄り添い、食事を楽しく感じられるような絵本をつくることで、食の幸せにつなげたい”と思いたち、「絵本を作成して、子どもたちに寄贈する」ことに挑戦しました。
制作は、広島在住でかねてからご縁のあった さこももみ先生にお願いしました。ストーリーを構想いただくにあたり、アンケートで当社社員の声を集めたり、チームメンバーの思いを伝えたりと、話し合いを重ねます。「絵本をきっかけにして、子どもが料理に興味を持ち始めたり、食事の時間が楽しくなったりする変化が生まれる」ことを改めて感じ、「食のシーンを豊かにし、笑顔を生み出す力が絵本にはあることを実感した」とメンバーは言います。さこ先生もその思いに共感してくださり、絵本制作が始まりました。

さこももみ先生のコメントおよびプロフィール

絵本の構想を練るにあたり、社員の方々にはたくさんのアンケートにお答えいただいたり、『おいしい顔』のかわいらしい写真も提供していただきました。みなさんに刺激を受け、双方でキャッチボールを重ね、その距離は毎回近くなり、最後は同じ思いに到達させていただいたように感じています。取材を重ねるにつれて、オタフクソースのみなさんの食に対する思いと“こどもの食事を作る親御さん”の姿が強く重なっていきました。
栄養もさることながら、なにより食事は楽しいものであってほしい。「おいしいね」の一言で、食べる人も作る人もみんな幸せになります。食事は“薬”ではありません。体の成長だけでなく、心の成長にも大きな役割を担っていると信じています。ぜひご家庭で「おいしくなあれ〜」と呪文を唱えながら絵本を楽しんでみてくださいね。

プロフィール

1961年東京都生まれ。東京学芸大学美術教育学科卒業。小学校教員を経て、イラストレーター、絵本作家に。絵本、雑誌、書籍等で幅広く活動。主な作品に「こんなときってなんていう?」シリーズ(ひかりのくに)、『まんま』『ねんね』(講談社)、『へんしん! ぱんやさん』(教育画劇)、『トトとライヨ じてんしゃのれた! 』(アリス館)、『ぼくはひなのおにいちゃん』(文化出版局)、「ペコルちゃん」シリーズ(くもん出版)、『ばぁ!』(マイクロマガジン社)など多数。日本児童出版美術家連盟会員

読み聞かせ
広島市内の書店でさこ先生による読み聞かせ会を行いました(9月28日)

オタフクソースの思い

当社では、企業理念である「食を通じて『健康と豊かさと和』をもたらし、笑顔あふれる社会に寄与する」に基づき、さまざまな活動をしていますが、絵本にメッセージをこめて発信するのは初めての試みです。
見て、読んで楽しく、当社の食に対する考えや姿勢にも共通する内容の絵本が完成し、贈呈できることを大変うれしく思っています。これからも、調味料はもちろん、おいしく楽しい食のシーンをお届けできる企業を目指し、努めてまいります。

お問い合わせ先

オタフクホールディングス株式会社
広報部 鍵村

〒733-8670 広島市西区商工センター7丁目4-27

  • 受付時間:月曜~金曜日 9:00~17:00
    (土・日・祝 除く)