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お好み焼で
美味しく、楽しい食の未来へ
お好み焼、それを中心とする鉄板粉ものメニューにあらゆる角度から向き合い、その美味しさ、楽しさを今もこれからも伝え続けていくことが、きっと食の未来を明るいものにする。そう信じています。
お好みソースが誕生したのは1952年。お好み焼店様のご意見をうかがいながら、もっとお好み焼が美味しくなるように工夫を重ねました。お好み焼は次第にご家庭の食卓にも登場するようになり、今では海外でも楽しめるメニューになりました。
先人たちは皆、私たちが生きている今という未来に、多くのものを残してくれたのです。どんなに時代が変わろうとも、美味しく、楽しく食べることの大切さに変わりはありません。
私たちは、それを未来へつなげていくランナーであることに、責任と誇りをもって取り組みます。
2024‐25年の活動をご報告します。
お友だちや先生とお好み焼を。キャラバンカーで園を訪問
東京本部ビルに常駐しているお好み焼キャラバンカー「団らん号」は、鉄板、冷蔵庫、食材、そしてお好み焼への熱い想いをのせて、主に関東の幼稚園や保育園を訪問し、お好み焼づくりをライブで楽しんで、みんなで食べていただきます。「今までで一番楽しかった」「おうちでもすぐつくったよ」とかわいい声をいただくと、私たちもお好み焼の魅力を再認識します。子どもたちのその一瞬が思い出となって、いつまでもお好み焼を大好きでいてくださったらうれしいです。
つくる体験により美味しさ、楽しさを伝える

オタフク東京本部ビルのおこのみスタジオでは、定期的にお好み焼教室を実施しています。夏休みなど季節ごとの休みには親子教室を開催。また、出張教室、小学校での食育活動など、多くの方に体験していただけるよう、対象や場所、時間などを多様に、もんじゃ焼や焼そば、たこ焼など鉄板粉ものメニューのプログラムも設け、フレキシブルに行っています。
2024年10月にはJR東日本・両国駅3番線ホームで、イベント「お好み焼道場」を開催。10月10日の「お好み焼の日」の前後4日間で、約1,400名がホットプレートでお好み焼をつくりました。
関東エリアで、そして日本中で、お好み焼をもっと身近に感じていただけるよう、今後もさまざまな機会を創出してまいります。
まずは私たちが学ぶことから。社内プロジェクトや研修

お好み焼にならぶ鉄板粉ものメニューの焼そばやたこ焼の知識や技術の向上に取り組んでいます。さまざまな部署から選出されたメンバーにより、2024年10月から始まった焼そばプロジェクトでは、その歴史、ご当地メニューを含むさまざまな種類、素材や焼き方など、情報の収集と整理、調査をしています。
たこ焼はプロ(顧問)の指導のもと、社内研修を行い、美味しいたこ焼を追求しています。たこ焼の本場、大阪の当社支店内研修センターで、焼く技術を磨き、市場の勉強もしています。
いつでもどこでも食べられるお好み焼。
お好み焼スナックを広島土産として開発

広島の土産用菓子としてお好み焼の味をスナックにしました。
ノンフライ天かすの製造技術を活用し、お好みフーズが開発したもので、お好み焼1枚分のキャベツ150gに含まれる同量の食物繊維を配合。お好みソースパウダーによるコクのある甘さが、お好み焼らしい味わいに。時間や場所などに関わらず、自由にお好み焼を楽しんでいただけます。
子どもたちの感性を豊かにするお好み焼の魅力

お好み焼の魅力は美味しさ、団らんができることだけではなく、「つくって食べる」楽しさと幸福感もあることに着目。これを可視化しようと、研究室では、慶應義塾大学教授 満倉靖恵氏と「お好み焼づくりにおける子どもの感性変動」について共同検証を行いました。※
「材料を切り、混ぜ、焼いてひっくり返す。もう一度ひっくり返して焼く」という工程のお好み焼づくり。そのおよそ15分間に、ワクワク、好き、ストレスなど子どもたちの感性が豊かに動くことがわかりました。さらに「お好み焼づくり中に褒めることが、子どもにポジティブな効果を与える」と仮説を立て検証。すると、褒められても、褒められなくてもお好み焼づくりは楽しいと感じるだけでなく、「ありがとう」という言葉に感性が最もポジティブに反応することがわかりました。
- ※2024年9月、2025年4月に発表
お好み焼の思い出 記憶とカタチでお土産に


2024年に日本を訪れた外国人は年間で3600万人を超え、2025年はそれを上回って過去最高の更新を続けると発表されています。「日本食を楽しむ」ことは旅の目的の一つであり、「次回の訪日旅行でもやりたいこと」として回答される方も多いことから、日本での食体験が楽しく、美味しい思い出となっていることがわかります。※
日本でお好み焼の美味しさ、楽しさを知った方々に、自国へ帰ってからも楽しんでいただけるように、また、お土産話と共に、その魅力を伝える「お好み焼大使」になっていただけることを願い、お土産用商品の開発やイベントの開催、Webサイトで情報を発信しています。
- ※JNTO(日本政府観光局)Webサイト参照
アウトドアでお好み焼。スノーピーク社と協同し、機会を創出

「“アウトドアでお好み焼を楽しむ体験”を提供する」ことをテーマとして、アウトドアメーカーのスノーピーク社と約2年半をかけ、共創できるアイデアを出し合い、それぞれの得意分野を生かした商品開発などを行いました。
スノーピーク社からはアウトドアでのお好み焼調理に特化した仕様の鉄板、当社は広島お好み焼手作りキットを発売。スノーピーク社の直営キャンプ場での手ぶらキャンプや調理器具などをプレゼントするキャンペーン、お好み焼体験スタジオOKOSTAではスノーピーク社のシェラカップを使用する企画(期間限定)などを実施しました。
自然の中で、ゆったりと時間をかけて、アウトドアだからこそ楽しめるお好み焼のシーンをご提案しました。
お好み焼のグローバルな可能性。日本のプロの味を海外へ

Otafuku Foodsでは、日本をテーマにしたお祭りや日本カルチャーに関するイベントに出展し、お好み焼を紹介しています。
また、ロサンゼルスのビーチで行われたKonamon Festに協賛し、日本のお好み焼店様に当イベントへ出店していただくサポートをしました。現地の方に日本のプロの味を堪能していただくだけでなく、お好み焼店様には海外におけるお好み焼の可能性を感じていただく機会になっています。
おうちでも、お店でも美味しく、楽しく、簡単に

お好み焼もご当地メニューの一つ。
2024‐25年は、このお好み焼のように、それぞれの土地に根づいたメニューを楽しめる商品を中心に新発売しました。
ちょっとした旅気分も、楽しい食卓のエッセンスに。
ポイッともんじゃ(えび・牛すじ)

キャベツと水を加えて焼くだけのツーステップ調理で、東京下町の味を楽しめます。幅広い年齢層に好まれる「甘うまい味」でアレンジも自在に。
お好み焼粉(関西限定)

100gの使い切りタイプ(お好み焼2~3枚分)。国産山芋、昆布・かつお・いわし・さば4種のだしを配合した「お好み焼こだわりセット」の粉と同一の商品です。
デーツなつめやしの実 種抜き

食物繊維やカリウム、マグネシウムを含むデーツ。品種はハイグレードクラスといわれるマジョール。種を取り除き、食べやすく加工しました。
デーツシロップ

コクのある甘みは、ホットケーキやヨーグルトにもマッチ。デーツを手軽に楽しめます。
福井ソースカツ丼ソース

福井県内で楽しむことはもちろん、なかなか現地へ行けない方や、故郷の味、また旅の思い出の味になっている方など、場所を問わず、福井の味を楽しめます。
惣菜用フライソース(さっぱり・コク甘)

惣菜のフライに特化したソース、上がけしてもシズル感をキープします。それぞれ異なる味わいで、人気のフライをさらに美味しく。
お好み焼、そして日本食を誰もが楽しめるように
ハラール調味料専用工場を移転、拡張
OTAFUKU SAUCE MALAYSIA SDN. BHD.は、マレーシアのセランゴール州からヌグリ・スンビラン州へ移転し、マレーシアのハラール認証機関JAKIMよりハラール製造工場の認証を取得して、2025年7月、新工場での生産をスタートしました。
ムスリムの方にも安心して食べていただける調味料づくり
OTAFUKU SAUCE MALAYSIA SDN. BHD.は、2016年4月、お好みソースをはじめとするハラール対応の調味料を製造・販売し、お好み焼など日本食メニューの普及を通じて、ムスリム市場の食文化に貢献することを目指し、設立しました。2017年3月に、自社およびODM製品16品目においてJAKIMの認証を取得。Otafukuグループ唯一のハラール調味料専用工場であり、ロサンゼルス工場(アメリカ・Otafuku Foods,Inc.)、青島工場(中国・大多福食品(青島)有限公司)に続く海外工場となりました。
日本食の認知度と人気の高まりに伴い、生産量は年々増加し、現在では生産品目が100アイテムを超えています。そして、今後のさらなる需要拡大を見据え、生産能力の向上を目的として、工場を移転し、拡張しました。
徹底した品質管理と商品開発への挑戦
製品はもちろん、原材料、製造環境に至るすべての工程に対し、JAKIMの認証を受けています。JAKIMは国(マレーシア)が運営し、世界中に数あるハラール認証機関のなかで最も厳格とされています。OTAFUKU SAUCE MALAYSIA SDN. BHD.では、ハラールエグゼクティブ(イスラムの教育を受けたマレーシア人のムスリムで、ハラールエグゼクティブの認証を取得する)の社員を中心に、徹底した品質管理を行っています。
お好みソースなどのソース類、キムチソースなどのスパイシー系調味料、テリヤキソースなどの醤油系調味料、そして寿し酢などの酢類を製造しています。ハラール原材料のみを使用するため、商品開発に工夫を凝らしています。たとえば、世界中で親しまれつつあるお好みソースでは、肉由来の旨味を再現するため、数種の魚介系原材料を組み合わせ、誰もが同じ味を楽しめるようにしています。

ハラール調味料で楽しむ
お好み焼、日本食
OTAFUKU SAUCE MALAYSIA SDN. BHD.の商品の構成比率は、NB(自社ブランド)とODM(受託製造)が4:6、家庭用と業務用は1:9で、主にマレーシアの日本食レストラン様を中心にご使用いただいています。鉄板粉ものメニュー以外にも寿司やラーメンなど多種多様な業態のお客様にメニューをご提案しています。
これらの調味料の製造・販売に加え、店頭やイベントにおける実演を通じて、お好み焼の試食・販売を行い、その美味しさと楽しさを直接お客様に伝える活動にも力を入れています。また、SNSを活用し、マレーシア工場で製造した調味料を使用する多彩なメニューのレシピを発信することで、食の魅力を広く紹介しています。
今後も、マレーシアのお客様とのコミュニケーションを大切にし、いただいたご意見やご要望を商品開発に積極的に活かしていきたいと考えています。さらに、日本食に限らず、マレーシアの食文化に寄り添った調味料の開発にも果敢に挑戦します。

世界中のムスリムの方に
楽しんでいただけるように
現在、OTAFUKU SAUCE MALAYSIA SDN. BHD.の売上の約8割はマレーシアにおけるものですが、インドネシア、シンガポール、イギリス、UAE、日本などへハラール調味料を輸出しています。現在はインドネシア向けの輸出が大きな割合を占めていますが、今後は現地で開催される展示会への出展や、ECサイトを活用した販売を通じて、中東およびヨーロッパへの展開にも注力します。
OTAFUKU SAUCE MALAYSIA SDN. BHD.は、Otafukuグループにおける東南アジアのハブとして、ムスリム圏をはじめ世界各国に向けてハラール対応商品を展開し、お好み焼をはじめとする日本食の魅力を広く発信して、世界中の食卓に日本の味、その美味しさと楽しさを届けてまいります。





