お好み焼き | お好み焼士のてっぱん道場

お好み焼きをふっくらふんわり仕上げる裏ワザは牛乳!?

関西お好み焼き
いつものお好み焼き、粉を溶く水を牛乳に置き換えてみませんか?
牛乳に含まれる乳脂肪分が生地を柔らかくし、ふっくら軽くすると同時に、たんぱく質が生地をしっかりさせることで、外はサクッ、中はふわっとした仕上がりが実現するのです。味わいも乳糖と脂質でより濃厚に。ふっくらふんわり、そして栄養バランスばっちりのお好み焼きが作れます。


作り方は簡単ですが、ちょっとしたコツがあります。


オタフク推奨レシピではお好み焼粉100gに対して水160㏄で溶きますが、牛乳に置き換える場合は180㏄にします。牛乳に含まれる固形分を考慮して、水の場合より少し多めにするのがコツです。










焼く温度は通常の200度より低く180度で。蓋をしてじっくり中まで火を通します。乳糖が含まれる分焦げやすいので、焼き色に注意しながら温度を調節しますが、豚肉はカリっと焼き上げましょう。

牛乳で作るお好み焼きは、水だけで作る場合に比べて約2倍のカルシウムを摂ることができます(1枚あたり200㎎)。カルシウムたっぷりのふわっと軽いお好み焼き、略して「カルオコ」と覚えてくださいね。


                     左がカルオコ。

育ち盛りのお子様や、骨粗しょう症を予防したい方はもちろん、夏バテ予防にぜひどうぞ。牛乳が苦手なお子さんも、気づかずペロリと食べてしまうこと間違いなし!
「カルオコ」のレシピはこちらからもご覧いただけます!


余談ですが、広島お好み焼き用の生地に牛乳を混ぜると、伸びよく引ける生地になります。焦げ目もほどよくつき、旨味のある生地ができますよ。
ぜひお試しくださいね!

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