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お好み焼きの雑学

鉄板の美学

人類と火の出合い

人類が他の動物と異なった、『人間』としての道を歩むことになったのは、今から7〜800万年前です。
その最初のきっかけは、火の使用であると考えられています。
火の基本的特長は、その高い温度と輝きです。原始人達が偶然得た火を、枯枝に燃やして暖をとり、外敵から身を守り食物を焼いて食べた太古の生活が偲ばれます。

火に対する畏れは、火を神化して崇拝する信仰となって現れ、洋の東西を問わず存在しました。前6世紀頃ペルシャにゾロアスター教と称し太陽、星、火を善神の象徴として崇拝し、古代ペルシャの国教として栄え、中国でも南北朝(439〜589年)の頃伝来し、けん教、または、拝火教として信仰の対象となりました。

我が国においても古代日本人は、第一に山と火を信仰の対象として敬いました。
その後、仏教の隆盛と共に、宗教的な観念はさまざまに変化しましたが、結局山に神格を見出し、火を神聖視し崇拝する古代日本人の風習は、現代まで一貫して続いています。
神話においても「火」がきわめて原始的な創造力であると同時に、天と地の分離を促す破壊的力を持つとする弁証法的事例が、わが国のみならずアフリカ、ヨーロッパ、東南アジア、インド、オセアニア、ポリネシアなど世界各地にみられ、日本神話にも、イザナミ(地)、イザナキ(天)が火の神カグツチを産み、その火が契機となったとする天地分離の神話があります。これは火が元来神の体内にあったとする観念であって、天地創造神話として世界的規模で分布しています。また、西洋文明に強い影響力をもたらしたギリシャ神話にも、プロメテウス(人間を水と泥で作ったとされる神)が、人間にとってタブーとなっていた火を人間に与え最高神であるゼウスの怒りをかい、コーカサスの山に鎖でつながれた説話があり、タブー視された「火」に対する人間の畏敬と親愛《いつくしみ》の念を計り知ることができます。

このように火は科学のみならず、宗教、歴史、社会、文学の各要素を分化、あるいは未分化の状態で包含させつつ、人間社会を進歩させてきました。人間にとって食糧、エネルギー(火)、道具のこの三つが、昔も今も人間を支える大前提であることは間違いのない事実なのです。

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